Founding 5¶
QE + NequIP + Allegro + LAMMPS を、研究室/研究所の環境で「再現可能に回る状態」にする 導入支援パッケージです。
“環境構築”で終わらせず、検証・再現テスト・手順書・運用引き継ぎまで含めて納品します。
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目的と規模が分かれば、対応範囲と見積を作れます。
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こんな状況に向いています¶
- 研究テーマは進んでいるが、環境構築/運用で詰まって研究が止まる
- GPUで QE / 学習 / 推論 / LAMMPS まで繋げたいが、バージョン地獄・再現性が不安
- 研究室内で人が変わっても回るように、手順書と受け入れテストが必要
- セキュリティ/規程上、オンプレ・閉域・オフラインで運用したい(NDAも含め要相談)
提供内容(例)¶
1) 実行基盤¶
- OS/ドライバ/ライブラリの整合性設計(GPU・MPI・NCCL等)
- 再現性のための バージョン固定(必要に応じて)
2) QE(GPU実行を含む)¶
- インストール/ビルド/検証
- 典型的な入力での 動作確認・実行手順
3) NequIP / Allegro(学習・推論)¶
- 学習パイプライン(データ整理・設定・実行手順)
- 推論・評価(最低限の“回る”状態から)
4) LAMMPS連携(ML-IAP)¶
- LAMMPSでの動作確認
- 入力例、解析フローの雛形
5) 引き継ぎ¶
- 手順書(Runbook)、トラブルシュート集(初期版)
- 受け入れテスト(再現用の最小ジョブ)
納品物(成果物)¶
- 実行手順書(再現用)
- “動くこと”を確認する受け入れテスト一式
- 典型ケースのサンプル(入力/設定/実行)
- 必要に応じて性能確認レポート(数値は環境に依存)
進め方(調達・検収に合わせた流れ)¶
- ヒアリング(目的・規模・制約・期日)
- 見積書提出(範囲・納品物・スケジュール)
- 構築・検証
- 納品・検収(後払い)
関連(技術記事)¶
導入イメージの参考:
→ Research(ジャンル別目次)
受け入れ基準(検収ライン)の例¶
「再現可能に回る状態」として、例えば以下を満たすことを検収ラインにできます(案件により調整します)。
- QE:代表入力で計算が完走し、Runbookに従って再実行できる
- 学習(NequIP/Allegro):小規模データで学習が完走し、推論(モデル出力)まで再現できる
- LAMMPS連携:サンプル入力でMDが完走し、出力が確認できる
- 引き継ぎ:第三者が受け入れテストを通して再現できる(テスト手順書付き)
納品物(成果物)の具体例¶
- Runbook(手順書:実行/運用/トラブルシュート)
- 受け入れテスト一式(再現用の最小ジョブ)
- 代表入力・設定例(QE / 学習 / 推論 / LAMMPS)
- 必要に応じて:性能・安定性の確認メモ(数値は環境依存)
Runbook(手順書)目次例¶
- 目的・前提・制約(閉域/オフライン/NDAなど)
- ソフトウェア構成(バージョン、依存関係、ビルド条件)
- GPU/MPI周りの診断(確認コマンド、典型トラブル)
- QE(実行手順、入力例、並列設定、ログの見方)
- データ整理(フォーマット、分割、チェック)
- 学習(設定、再開、評価)
- 推論(実行、出力、評価)
- LAMMPS連携(入力例、注意点)
- 受け入れテスト(検収手順)
- トラブルシュート(初期版)
- 更新方針(アップデート時の注意)
見積のために教えてほしいこと(最低限)¶
- 対象系(例:LLZO + Li)と原子数レンジ
- DFT計算規模(NEB有無、計算本数、ざっくりの条件)
- 学習規模(サンプル数、反復回数の想定)
- 実行環境(オンプレ/クラウド、GPU有無、ジョブ管理)
- 制約(インターネット不可、持ち出し不可、指定OSなど)
- 希望開始時期/納期
範囲外(例)¶
- 研究結果そのものの妥当性保証(物性の正しさ等)
- 大規模なコード改変(必要なら別途要相談)
- 商用ソフトのライセンス提供(調達支援は可能)
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