H200 NVL: Li/LLZO DOS(Quantum ESPRESSO)¶
このページは notes(MkDocs)版へ移行中です。
元記事(現行サイト):https://server-gear.com/blog/post/h200-nvl-li-llzo-dos-quantum-espresso
TL;DR¶
- QEで SCF/NSCF → DOS を回す手順を、H200 NVL 前提で「再現できる形」に整理します。
- GPU計算では 環境差(ドライバ/CUDA/ライブラリ) が効きやすいので、まずは最小の確認ポイントを押さえるのが近道です。
- DOSは「計算が合っているか」の sanity check にも使えます(電子状態の差分が見える)。
このページで得られること¶
- QEでDOSを出す最小手順(何を揃えればOKか)
- よくあるつまずき(入力、k点、収束、出力の見方)
- QE on GPU / Training への導線
最小パイプライン(全体像)¶
- 構造準備(原子種・格子・擬ポテンシャル)
- SCF(基底状態)→ 収束確認
- NSCF(DOS用)→ k点/バンド設定
- dos.x などでDOS計算 → 出力確認
- 必要に応じて可視化(プロット)
典型的なチェック観点(メモ)¶
- 収束:閾値、k点、カットオフ、smearing
- 出力:DOSのエネルギー基準(フェルミ準位)の扱い
- GPU:実行ログでGPUが効いているか(性能の出方/警告)
関連¶
相談・見積¶
→ お問い合わせ